VtubeStudioにLive2Dモデルを導入し、初めてトラッキングを行ったあと
目が半開きや上目使い、赤面(勝手にチークが入る)状態に
なってしまうことがあります。
ここではその調整方法についてご紹介します。
【目次】
半目状態の解決方法
上目状態の解決方法
赤面状態の解決方法
【VTubeStudioモデル半目状態の解決法】
1,VtubeStudioを起動しWEBカメラでトラッキングを行った後、
目が半分閉じているような状態であれば設定をし直します。
2,右側のウエブカメラトラッキングのメニューを下に
下げていくと以下の項目があるので設定します。
まばたきをリンクする→常にリンクする
目を開ける感度→50以上
3,画面左上の人型アイコンを選択します。
右側にモデルの詳細設定ができるメニューが表示されます。
4,メニューを下に下げていくと
「Eye Open Left」「Eye Smile Left」「Eye Open Right」「Eye Smile Right」
の項目がありますのでここで目の調整をしていきます。
「Eye Open Left」のINの上の数値は初期状態では1ですが、ここを調整してOUTの数値を1に近づけます。大体0.8~0.9くらいでOKです。
少し下にある「Eye Open Right」の項目も同様に設定します。
5,次に「Eye Smile Left」のINの下側の数値を調整します。大体0.4~0.5くらいでOKです。
少し下側にある「Eye Smile Right」の項目も同様に設定します。
半目が解消したら完了です。
【VTubeStudioモデル上目使い状態の解決法】
瞳孔が常にやや上向きでいわゆる「上目使い」になっている場合は
「Eye Y」で調整します。
デフォルトではINの上の数値は1ですが、ここを
瞳孔を下にしたいときは1より大きく、上にしたいときは1より下にします。
こちらのモデルはやや上目使いだったので
INの上の数値を1.5前後にすることでちょうど良い位置になりました。
「Eye X」は瞳孔の左右の動きを調整するパラメータです。
デフォルトはIN値が上下ともに0ですが、瞳孔が左右に動かないように固定されています。
特に気にならない場合はこのままでも良いでしょう。
【VTubeStudioモデル赤面状態の解決法】
1,VtubeStudioはトラッキングを行った後、顔が赤面(勝手にチークが入る状態)になることがあります。
VtubeStudioはモデラーが赤面の表情を「Param Cheek」で作成していると
デフォルトで笑顔時に発動する設定がされているためです。
※モデルによってはParam Cheekパラメータが作られていない場合もあります。
赤面表情のあるなしに関わらずParam Cheekでパラメータが
作られていない場合は染まりません。
そのままで良い場合は直す必要はありませんが、
ほぼ常に赤い状態になってしまうのでここでは解消法をご紹介します。
1,画面左の歯車アイコンを選択します。
2,画面左上の人型アイコンを選択します。
右側にモデルの詳細設定ができるメニューが表示されます。
下にスクロールしていきます。
3,一番下あたりに「Brush when smiling」という項目があるのでゴミ箱アイコンで削除します。
4,赤面が解消されたらOKです。